山形のラーメンは、今や全国的にも1、2位を争うレベルであるが、実は、蕎麦も超人気なのである。
江戸ソバリエ、千葉ソバリエに続き、山形にも1998年(平成10年)、まちづくり市民会議が中心となり「ソバリエ」の育成を決めたのである。
また、当時、山形「そば街道」も、山形県麺類飲食生活衛生同業組合が設立された(後述)。
ただでさえ美味しい山形の蕎麦を、この冬の期間、脂の乗った「鴨」が、さらに魅力的なものに格上げするのだ。
「鴨せいろ」は、熱々の鴨ダレに、冷たい蕎麦をつけて食べる。
これが、唸るくらい美味しい!
山形一寸亭で、是非、食べてほしい。
今は閉店したが、国道13号沿いの麺房の「鴨ざる」は、最高の美味しさを誇っていた。
そば処・庄司屋の「鴨南蛮そば」は、「鴨」にこだわっていて、その素材は脂が乗った厚みのある鴨肉。
ジューシーで、鴨の出汁が蕎麦を包むのである。
先日は、ミニ天丼をつけて、鴨南蛮そばを食べる。
上記は、前述の山形県のそば街道である。
山形県の蕎麦屋さんにハズレは無いと、よく聞くが、まさにその通りである。
お客さんが舌が肥えている〜と言うが、山形県民は、間違いなく蕎麦の評価は厳しい。
だから、どの蕎麦屋さんも、日々進化を遂げているのだ。
そこに、この寒い冬の時期に、「鴨肉」というアイテムが入る。
美味いに違いないと思うし、実際、毎日食べてもいいと思っている。
是非、旬の時期に、逃さず食べてほしいのである。