11月30日(火)、山形のダイバーシティメディアにて、東北ケーブルテレビネットワークの取締役会と、17局による提携局会議が開催された。
取締役会では、冒頭、自分より第17回山形国際ムービーフェスティバルが成功裡に終了したことを報告し、ご協力に感謝と御礼を申し上げる。
その後、議事に入り、財務状況や事業等の議案が出されて承認される。
その他の事項では、業界や各局の近況報告が述べられ、全員で共有した。
その後、17局による提携局会議が開催される。
今回は、久しぶりのリアル開催となったが、青森ケーブルテレビ、八戸テレビ、三陸ブロードネット、花巻ケーブルテレビ、大崎ケーブルテレビ、秋田ケーブルテレビの6局は、リモートでの参加となる。
岩手ケーブルテレビ、水沢テレビ、北上ケーブルテレビ、わいわいネット、宮城ケーブルテレビ、気仙沼ケーブルネットワーク、仙台CATV、ダイバーシティメディアは、実際の対面空間での久しぶりの会議。
この日は様々な話を、一年分語り合ったのである。
東北ケーブルテレビネットワークの今後の新たな事業展開として、この日は2つの案件について議論した。
1つ目の案件は、東北プレミアムポータルサイト構築と、提供サービスについてである。
その中でも、サービスが具体的に確立された、ホーム用AED(自動体外式除細動器)の提供サービスは、各局でも販売できる仕組みづくりを急ぐ。
心肺停止で亡くなる人の約7割が、自宅で発生しているが、自宅にAEDを設置する手立てはこれまでほとんど無く、月々3千円台の分割での提供は、特に雪国東北地区では重要なサービスと位置付けている。
地域発信を標榜する吉本興業との、様々なトライアルについての議論がなされた。
熱い議論がなされ、東北ケーブルテレビネットワークがひとつとなり、連携しながら取り組んでいこうとの話になった。
懇親会の場所は「辰寿司」で、「鴨鍋と寿司会席」を皆で食べる。
コロナ禍前のように、皆でたっぷりと語り合った。
このメンバーでの懇親会は、何故か、格別に楽しい☆
次は来年2月末。
その頃には、コロナ禍がもう少し収束してくれれば幸いである。