毎年行ってきた、山形ワイヴァンズの外国籍選手たちとのディナーミーティング。
今年は、11月25日(木)に、山形グランドホテルで開催する。
いつもクールな、ジャワッド・ウィリアムズ。
アメリカのNBAを経験した38歳のベテランプレーヤー。
レブロン・ジェームズと同じチームに所属していた経験もある。
日本では、レバンガ北海道、宇都宮ブレックス、アルバルク東京などのB1チームを渡り歩き、山形ワイヴァンズへ入団した。
これまでの外国籍選手とは、関心領域が違っていて、ほとんど娯楽的な時間は作っておらず、多種多彩なビジネスの話がほとんどである。
将来は、NBAで仕事をしたいとのこと。
スタッフ、フロント、エージェントなど、すでに様々な繋がりがあるのが凄い。
これまでバスケットで行った国々を、ジャワッドの子ども達が紹介する物語。
Amazonから購入できる。
ホットで陽気なケニー・ローソン。
奥さんと子どもも、日本に来ている。
日本という国と、日本人を大好きだと話してくれる、とても優しいビッグマンである。
スクーティーと仲が良く、山形に来る際も、「とっても良いコーチとクラブ」と、アドバイスをもらったとのこと。
「ほっともっと」が大好きで、いつもいろいろ食べているそう。
現在33歳だが、日本以外ではバスケットはしたくないとのこと。
世界中をバスケットで巡って来て、日本が最後とのことだった。
ドミニカ共和国から、初のプロバスケット選手となったオーランド・サンチェス。
ドミニカは野球が盛んで、それまでは野球をしていた。
しかし、高校に入った17歳の時、野球以外をしたいとの思いを父に話したら、チェスをするかバスケットをするかの選択となったそう。
結局、バスケット部に入った。
高校から始めたバスケットボール。
評判を聞いてアメリカの大学からオファーがあり、アメリカに渡ったそう。
当時は、ドミニカ共和国からのバスケットのプロ選手は皆無であった。
ケニーと同じ、33歳である。
この日は、通訳の遠藤将洋氏と、英語が堪能な村上駿斗選手から間に入ってもらった。
フロントからは、佐藤洋一GMと武田宣行部長が参加。
この日のディナーの、最初の自分の第一声は、「遅まきながら、ウエルカム トゥ ジャパン!」
そんな、フレンドリーで楽しい時間を過ごしたのである。
海外から、海を超えて、山形ワイヴァンズに草鞋を脱ぐこと自体が、奇跡だと思う。
そんな彼らにとって、この山形が、このクラブが、母船のような安心して暮らせるようにしたいと思う。
そして、これからの試合は、後顧の憂なく、戦って欲しいと思うのであった。