第9回東北カップ最終日の9月20日、決勝戦と3位決定戦が行われた。
決勝戦は、B1チーム同士の戦いとなり、秋田ノーザンハピネッツが6度目の優勝を果たす。
試合前、長蛇の列ができる。
3日目の最初のメニューは、防災バスケ「ディフェンス・アクション」の実践。
次世代を担う、ユースチームの選手たちに対して、バスケットボールの勉強をしながら、同時に防災の知識やスキルを身につけるプログラムを実施する。
今回の東北カップの開催は、東日本大震災より10年の復興の節目の意義があり、これから未来をバスケットの熱量で拓くとの思いがある。
次世代の子ども達に、防災や減災の意識を備えてほしいと、Bリーグの島田チェアマンは語る。
コロナ禍の中でも、多くのブースターが駆けつける中、熱い闘いが繰り広げられた。
Bリーグの島田チェアマンや、今大会のスポンサー企業のDECSYSの皆さんよりご来場いただく。
結果は、山形57点、仙台59点。
終始リードしていた山形が、最後の土壇場で逆転負けであった。
今年から、ワイヴァンズチアリーダーのデレクターを務めるのがMAYU。
様々なアイデアを生み出し、元気に会場を沸かしていた。
そして、東北カップの3日間の最終試合は、秋田ノーザンハピネッツとレバンガ北海道の決勝戦。
レバンガ北海道は、ガードの2選手を欠き、チームの戦術を描ききれないまま、秋田ノーザンハピネッツに大勝を許した。
83対52と大差がついた決勝戦となる。
島田チェアマンより、両チームに、優勝カップと準優勝の盾が贈られる。
秋田ノーザンハピネッツの前田顕蔵ヘッドコーチは、優勝の喜びと、迫るシーズン開幕についての意気込みを話す。
閉会セレモニーでは、ご来場いただいた多くの皆さんに対し、大会主管として「東北はひとつ、バスケットの熱量で未来を拓く」のスローガン通り、とても熱い戦いができたことへの感謝と御礼を申し上げる。
そして、何よりも、コロナ禍でバスケットボールができる喜びを、選手たちが1番喜んでいることも話させていただく。
最後は、秋田ノーザンハピネッツの選手によるコートを一周し、全ての大会プログラムを終了する。
全チームの試合をご覧いただいたBリーグの島田チェアマンへ、心より御礼申し上げる。
秋田ノーザンハピネッツの水野勇気社長。
まだ38歳の東北唯一のB1クラブの社長である。
彼は、25歳の時に、秋田ノーザンハピネッツを設立した。
今では、バスケット王国の秋田の顔である。
今回の大会を開催に漕ぎ着けられたのは、水野社長はじめ、東北の各社長たちの熱い思いであることは言うまでもなく、素晴らしい方々だとリスペクトしている。
この東北カップをバネにして、新たなる世界のドアを開きたいと思うのである。
東北カップの開催にあたり、関係各位のご支援とご協力に、心から感謝と御礼を申し上げます。