昨シーズンも、渋谷豪氏が率いるクラブチームのクーベラとも練習試合をさせていただき、とても良い経験だったと感じた。
今シーズン、まだライコビッチヘッドコーチは、来日してからの自宅で待機期間であり、新チームと合流していない。
毎日のハードな練習も、リモートで観察しながら、随時アシスタントコーチのライアンやチームスタッフへ指示を出している。
この日も、映像を確認しながら、リモートで指示を出す。
自分は会場には行けなかったが、昨夜、試合映像を見せてもらった。
初めての5対5であり、パスも上手く通らなかったり、シュートタッチも全然であったが、新たに加わった選手たちの潜在的な力を垣間見た感じがした。
全体的に、ディフェンスが良く、昨シーズン以上の高水準までいけると思った。
また、ビッグマンの高橋選手と五十嵐選手の内と外の両方のパフォーマンス、真庭選手の運動量と俯瞰の意識、田原選手のゲームメイク、村上選手のオールラウンダー的な役割、それぞれのポテンシャルを引き出そうとの、ライコビッチヘッドコーチの意図を感じた練習試合であった。
昨シーズンの要であった河野選手、中島選手、川邉選手とのマッチングも良くなっている。
(柳川選手は、開幕スタートの調整で、昨日は出場していない)
河野選手も中島選手も、先日会った時に、「過去最高のポテンシャルがある日本選手陣」と話していたのが理解できた。
3人の外国籍選手が月末合流して、さらに数試合練習試合を組んでいる。
(コロナの感染拡大で、先行き不透明ではあるが…)
そして、東北カップ、今シーズンの開幕と進む予定である。
昨シーズン、関係者の自分たちですら、プロバスケットボールの面白さと奥行きの深さを再認識させてもらった。
今年は、昨シーズン以上のレギュラーシーズンになるのは間違いないと思っている。
まずは、5週間後の「東北カップ」である。
その頃には、コロナ禍は、今より収まっていると願っている。
ありがたいことに、コートサイドは、ほぼ完売。
B1のチームとも戦える可能性があるスケジュールである。
2年目を迎える、ライコビッチイズムを、是非、見せて欲しいと思うのである。