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Channel: 約束の地へ…Love&Peace
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人間ドッグの窓から。

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ケーブルテレビ山形(ダイバーシティメディアの前身)を設立してからの30年間、山形県立病院で毎年4月に1日ドッグ(日帰り)を受診してきた。

しかし、昨年、還暦を迎えたこともあり、一度だけでも2日ドッグ(1泊)を受けようと覚悟を決めて申し込みをした。

自分は、胃カメラが得意ではないし、大腸カメラの経験はない。
それらが2日ドッグのメニューに入っているのだ。

また時間的にも2日間もかかるし、かなりの決意で申し込んだのだ。

ところが、新型コロナウイルスの感染拡大により、病院の人間ドッグが、休止または延期が繰り返され、結局昨年は、秋頃に1日ドッグしか受けられなかったのである。



当初予定日より約1年遅れての受診。

今回、お盆休みの直前での2日ドッグとなる。


ご一緒した約10名の皆さんは、普段からお世話になっている方がほとんどであり驚く。


お忙しい方々ばかりで、話を聞くと、皆さんも自分と同様に、コロナ禍の中でやっと2日ドッグにたどり着いたそうである。


昨日も、山形県のコロナ感染者は40名を超えて、また、いつ人間ドッグが休止や延期になるかわからないと思う。


他の山形県の拠点病院でも、人間ドッグを中止している病院、制限している病院ばかりである。


コロナ禍の中で、優先されるのはコロナ感染の患者であるが、この2日間、改めて医療現場の大変さを目の当たりにしたのだ。


ドッグ受診者は、外出禁止であり、病院内のスターバックスや売店に立ち寄ったらアウト、もし違反したらドッグ中止である。


入院患者の家族の皆さんも、患者さんと会うのは禁止で、届け物は受付までである。


コロナ禍の中、当たり前であるが、かなり、病院の中はピリピリしている。






初めて経験した2日ドッグ…。

1日ドッグとは違って、ゆっくり各種検査が計画されている為に、時間がゆっくり流れている感じがし、ある意味心地良かった。




部屋から見る景色は見晴らしもよく、天気も良かった。


やっと叶ったオーバーフォールの機会は、胃カメラも大腸カメラはハードルが高いが、「得難い体験」だと思えば前向きになれる。


そして、不思議と、体も心も徹底的に検証してほしいとの思いが湧いてきた。




昼のドッグ食。



夜のドッグ食。


どちらも美味しかった。




自分の身体の健診・検証は重要であるが、それ以上にこのコロナ禍の影響が、医療現場へ大きな影響を与えている気がする。


早く、コロナ禍が収束し、普段通りの心身ともに健康な日常が戻って欲しいと、心から願わずにはいられない。


ドッグの窓から、空を見上げて、心よりそう思ったのである。


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