当初予定日より約1年遅れての受診。
今回、お盆休みの直前での2日ドッグとなる。
ご一緒した約10名の皆さんは、普段からお世話になっている方がほとんどであり驚く。
お忙しい方々ばかりで、話を聞くと、皆さんも自分と同様に、コロナ禍の中でやっと2日ドッグにたどり着いたそうである。
昨日も、山形県のコロナ感染者は40名を超えて、また、いつ人間ドッグが休止や延期になるかわからないと思う。
他の山形県の拠点病院でも、人間ドッグを中止している病院、制限している病院ばかりである。
コロナ禍の中で、優先されるのはコロナ感染の患者であるが、この2日間、改めて医療現場の大変さを目の当たりにしたのだ。
ドッグ受診者は、外出禁止であり、病院内のスターバックスや売店に立ち寄ったらアウト、もし違反したらドッグ中止である。
入院患者の家族の皆さんも、患者さんと会うのは禁止で、届け物は受付までである。
コロナ禍の中、当たり前であるが、かなり、病院の中はピリピリしている。
初めて経験した2日ドッグ…。
1日ドッグとは違って、ゆっくり各種検査が計画されている為に、時間がゆっくり流れている感じがし、ある意味心地良かった。
部屋から見る景色は見晴らしもよく、天気も良かった。
やっと叶ったオーバーフォールの機会は、胃カメラも大腸カメラはハードルが高いが、「得難い体験」だと思えば前向きになれる。
そして、不思議と、体も心も徹底的に検証してほしいとの思いが湧いてきた。
昼のドッグ食。
夜のドッグ食。
どちらも美味しかった。
自分の身体の健診・検証は重要であるが、それ以上にこのコロナ禍の影響が、医療現場へ大きな影響を与えている気がする。
早く、コロナ禍が収束し、普段通りの心身ともに健康な日常が戻って欲しいと、心から願わずにはいられない。
ドッグの窓から、空を見上げて、心よりそう思ったのである。