ムービーオンやまがたは2008年の4月20日にオープンした、10スクリーンを有するシネマコンプレックスである。
エンツォ・フェラーリのデザイナーである、奥山清行氏がシネコンのデザイン監修をしてくれた。
東日本最大級のシアター1のスクリーンは、是非、体感して欲しい。
また、八文字屋書店とコラボレーションしているので、原作本から、サントラ盤CD、前作等のDVD、上映中の映画まで入手できる、カルチャーコンプレックスの日本1号店とも言える。
そんな、素晴らしいシネコンを建設前から支えてくれた、現場のチーフクラスのスタッフに、最初はアルバイトから入ってきた、スタッフ寿美(スミ)と大子(ひろこ)という女性がいる。
彼女らとの新たな出会いが、この映画事業に特化していく自分のモチベーションの一つとなった。
それだけ、この二人の映画館での存在感は大きい。
先日、フロアの責任者であるスタッフ寿美から、様々な相談を受けた。
『串幸』にて、串あげを食べながら話をする。
先日、丸勘山形青果市場の佐藤社長から連れられてきてから、2回目である。
バライティに富んだ、すべてが違う串上げを食べる。
その後、『バラッド』へ。
やはり、家庭と会社の両立…の難しさ。
また、年齢を重ねる中での疲労の蓄積ナドナド。
また、コンセッションの責任者であるスタッフ大子からも、様々な話を聞いた。
彼女らは彼女らの問題を当たり前だが、抱えているのである。
『佐五郎』にて、すき焼きを食べる。
夏の興業が終わり、みるみる痩せほそって見えた
彼女。
少しでも栄養をとってほしかった。
その後は、『郷(みやこ)』に行く。
二人とも、今やムービーオンの宝物であり、なくてはならない存在である。
二人と話をした日。
『繋がり』を確認した。
『約束の地』も確認した。
やはり、二人は最高の宝物であった。
何よりも、お客様への『もてなし』と、ムービーオンのあるべき姿を、しっかり意識している。
また、常に、途切れることのないお客さんを、数分間でもてなし、『ムービーオンに来て良かった!』と思われるように、研究を重ねている。
驚いたのは、過去のお客様からの注意されたことを、すべて覚えているのである。
『現場が強くしなやかでなければ、会社は発展しない。』と思う。
まだまだ、ムービーオンの物語りは始まったばかりである。
いよいよ10月、山形のたくましい女性達の映画、『おしん』が始まる…。
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スタッフ寿美&大子のチカラ
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