1年に数回はお会いし、映画業界について、様々な打ち合わせを重ねて来た東映の映画部門の2トップ。
配給いただいている作品、弊社が出資参加している作品、さらにはYMF山形国際ムービーフェスティバルなどについて、これまでも時間を共有して来た。
しかし、コロナ禍で、東京と山形の往来は難しく、リモートでのミーティングも行ったが、不思議と満足感は得られなかった。
そんな中、昨年、自分にとってもとても大切な存在であった東映の岡田会長が他界し、山積する映画界の問題など、コンセンサスを合わせたい事案多く、村松取締役と菅原営業部長の来社は、とてもありがたかったのである。
以上のクリニックからの結果報告書が、各自の携帯電話に届く。
それによって、安心して、ゆっくり皆が食事をとりながらの打ち合わせとなる。
3月23日の火曜日には、日本で初出しの「いのちの停車場」のキャンペーンで吉永小百合さんと柳葉敏郎さんが、ムービーオン入りして舞台挨拶に臨む。
ダイバーシティメディアやムービーオンなどが出資している映画である。
今後は「孤狼の血2」など、自分たちグループが参加した映画が続くのである。
それらの打ち合わせも、今回、しっかりできたのである。
打ち合わせの後は、「辰寿し」さんの料理を楽しんでいただいた。
鴨鍋をベースにした寿司懐石。
羅臼のウニは、絶品であった。
庄内産の本ズワイガニと柚子ワカメも、山形の旬の味。
春マスは、一番美味しい時である。
ふきのとう焼きとタラの芽の天ぷらも、春を感じた。
生きているいさご(しろ魚)は、口の中で動くが、命をいただくことを思い浮かべ、感謝して飲み込む。
長崎産の本マグロも、相変わらずの絶品であった。
季節の旬の香りに、大満足していただいた。
やはり、人と人とは、会わないと伝わらないことが、沢山ある。
このダイバーシティメディアのPCR検査が、大切な人たちとの出会いの創出の一助になれば幸いである。
小百合さんとギバちゃんの舞台挨拶は、来場者が制限されているので、多くの方にはご覧いただけないが、是非、吉永小百合さんが熱演する「いのちの停車場」を楽しみにしていただきたいのである。
東映の岡田裕介会長が、製作総指揮として手がけた最後の作品である。
気持ちを込めて、日本初お目見えのキャンペーンに、全力で臨みたい。