笑っていられるのは今のうち…。
そんな仲間たちの、年に一度の飲み会だったのだが。
世界で最もリメイクされた「おとなのコメディ」日本版。
オリジナルは、2016年に製作されたイタリアのコメディ映画で、パオロ・ジェノベッセ監督作品。
イタリアのアカデミー賞にあたる第60回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で、作品賞と脚本賞をW受賞。
世界中で、約18作品がリメイクされている。
今夜のメインデッシユは、コンビーフ。
年齢も職業も違う、3組の夫婦と独身男が、年に一度のホームパーティーを開く。
「夫婦は相手を信じられるか?」そんな問いから始まった「スマホ公開ゲーム」
スマホの存在が、おとなたちの胸の内をえぐり翻弄する、破格の密室・群像劇。
日本人ならではの、「建前」と「本音」のバランスが徐々に崩壊していく。
「嘘」と「告白」が交錯し、パッションの雪崩現象を引き起こし、目が離せない緊張感と臨場感が最後の最後まで持続する。
東山紀之、鈴木保奈美、益岡徹、常盤貴子、田口浩正、木南晴夏、淵上泰史が、個性豊かに会心のコメディを展開する。
コロナ禍の中、最も笑った映画である。
腹の底から笑いたい方は、是非、ムービーオンへ。