蔵王の高台に、とても贅沢な風景と時間を満喫できる「ユニテカフェ」が今春オープンした。
「五感をくすぐる幸せな生活」をテーマに、南フランスのプロヴァンス地方のリゾートホテルのような空間で、美味しい料理を楽しんでほしいというコンセプトである。
山形南高校の先輩でもあり、20代からの知人であるクリエイト礼文の渡辺晃会長が、様々な発想と独特の感性から、この10万平米という広大な土地を蔵王に求め、夢の一つを実現された。
七日町で「洋食とワインの店 kojiro」の佐藤孝二郎シェフが、ユニテカフェの料理を賄っているのだ。
オシャレでセンスがいいプロヴァンス風の料理や、ノンアルコールのワインをたっぷり楽しめた。
名物のクルミのソフトは絶品であった。
渡辺会長と出会った頃は、飲食店をやりながら、不動産土地鑑定士として精力的に新しいジャンルに挑戦していた。
30年前の話である。
その後、ダイバーシティメディアの前身のケーブルテレビ山形の加入者営業の際に、クリエイト礼文の新築情報とコラボレーションし、戸建てやアパートにケーブルテレビを提供していったのである。
その後、バーチャルシティ山形の事業の共通ポイントカードの導入の際も、いろいろお力をお借りしたのである。
天空の回路という、数カ所の展望台を結ぶ遊歩道につながる斜面に、「クルミの木」が育ち始めていた。
クルミの実を植えると、木の芽が出るそうだ。
親水空間のせせらぎも心地がいい。
外のデッキでも、軽食と会話を楽しめる。
蔵王の自然が織りなす叙情詩の中に、心を洗う空間が広がり、自分だけの時間を満喫できる。
最初にお会いしてから約35年。
お互い、あの頃に思い描いた夢。
ガムシャラに、ただ前だけを向いて進み続けた。
少しずつ、カタチになり出している。
今回、またいろんな夢の話をし、未来を語った。とても楽しいランチミーティングとなったのである。
蔵王の新たな魅力「ユニテカフェ」
次は、ゆっくり訪れたいと思った。