ダイバーシティメディアの前身であるケーブルテレビ山形では、実に多くの企画番組を制作してきた。
山形の四季の風景や、街並みや行き交う人々を、心に染みる曲に合わせて綴った「インフォマーシャル」
その人の人生や生き方に迫る「For What For Whom〜何のために、誰のために」
山形市天童市の、街の営みを描いた「この街の風景」
山形県の偉人列伝「時代」
ご高齢者の皆さんから、体験を通しての歴史を語っていただく「聞かせて昔のこと」
そんな中で、珠玉の逸品と言われた番組が、「LOVE & PEACE HOUSE」である。
その「LOVE & PEACE HOUSE」のMCを務めてくれた水口牛さんと加藤由美さんと、当時の制作チームが、一堂に会して夜中まで語り合った。
2004年7月から、2008年6月までの48回の放送であった。
コーナーとしては、外国人の交流会や作業所のイベントなどの「LOVE & PEACE ニュース」
「ハロー!ヤマガタ」では、山形在住の外国人の方々に、祖国の文化や来日してからの発見などをインタビューする。
「アニバーサルワイン」は、特別な日に、とっておきのオリジナルワインをお届けする。
「しあわせトーク」専門学校や高校へお邪魔して、将来の夢を話してもらう。
「この空の下で〜ふれ愛グラフィティー〜」では、障がいを持っていても、日々輝いていく人々の姿にせまる。
今で言う「ダイバーシティ 多様性」を、自分達は、当時から追い求めていたのである。
そして、毎週のゲストとトークをするコーナーでは、加藤由美さんと水口牛さんが、それぞれの「愛と平和」をしっかり聞いてくれたのである。
バスケットの大神雄子さん、映画監督の行定勲さん、楽天球団社長の島田亨さん、女優の木村佳乃さん、ホリエモンこと堀江貴文さん、アンダーグラフ、絵本画家の荒井良二さん、アーティストの上田正樹さん、俳優の赤井英和さん、宇崎竜童さん、放送作家の小山薫堂さん、映画監督の佐藤信介さん、女優の田中麗奈さん、松浦亜弥さん、デザイナーの奥山清行さん、俳優の船越英一郎さん等々、心ある多くのゲストがスタジオに、来てくださったのである。
この日は、みんなで、七日町の辰寿司で、鴨鍋とお寿司をいただき、今ならもっとやれる事があると、新たな企画を考えることとした。
2020年、何かが始まる予感がするのである。
アシスタントディレクターの國井真里さん、元アナウンサーの鈴木まり子さんは、所用で来られなかったが、次は是非全員参加のもと、大いに話したいと思ったのである。