Quantcast
Channel: 約束の地へ…Love&Peace
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

山形市立第一中学校「還暦同窓会」…92歳の先生も参加に感激!

$
0
0
令和元年8月11日(日)、山形グランドホテルにて、山形市立第一中学校第28回卒業学年の、「還暦同窓会」が開催された。


約360名の同窓生の中、85名が参加してくれた。
欠席の連絡は115名で、92名が所在不明であった。

改めて、卒業してから45年が経過したことを実感する。



お盆の時期のお忙しい中、旧担任3名と担任外が2名の先生方が参加してくださり、皆んなで集合写真を撮影したのである。



自分は、学年同窓会の会長を仰せつかっており、先生方のアテンド係。

自分たち1組の担任は早坂健三先生で、齢88歳の米寿を迎えられたとのこと。
自分の父親の山形南高校で1回先輩で、「二高一回モッコ会」であったそうだ。

2組の担任の篠原みな先生は、齢92歳。
しっかり歩いてこられ、驚いた。

早坂先生は「篠原先生、偉いなぁ〜。92歳で来てくれること自体が真面目で偉い!」と声を掛けられる。

篠原先生は「ハガキをもらって、嬉しくて、会いたくて、しょうがなかった。あのあどけない表情な子どもたちが、どんなに逞しくなっているのかを、しっかり見届けたかった。」とのこと。

自分は、それだけで、今回この同窓会を開いた甲斐があったと涙が零れそうであった。



時間になると、会場は多くの旧友たちが集まってきた。

懐かしい顔ばかり。



何故か山二中卒の会田浩平君がいた。
自分達とは山形南高校で同級生だが、「何で君は来ているの?」と聞くと、「第一小学校の同級生達と会いたかった。」とのこと。

田舎町だから、こんなこともあり得るのだろう。



当時、自分は、緑町二丁目の埋立地の借家に住んでいた。
自宅の向かいに住んでいて、いつも一緒に登下校をしていた村井貞彦君。
時折、お互いに問題を出しながら帰ってきた。
歴史だったり、理科だったり、それが不思議に楽しかった。

彼は東高に行き、ほとんど会わなくなった。
数年前まで、東京の三菱重工で活躍していた。



幼稚園からの幼馴染の米屋の鈴木薫君。
米屋を廃業して、寒河江市で、大規模な農業事業会社を設立し、経営しているそうである。

第4小学校の頃、1番パッタ(メンコ)をしたのは彼である。
懐かしくて、ゆっくり話せて良かった。

皆んなと、携帯電話の番号を交換する。



記念写真を撮影後、会場にて神事を行う。



里の宮湯殿山神社の宮司の渋谷先生より、祝詞を唱えていただく。

たぶん人生でこの年齢の時だけの、還暦の祝詞奏上である。

渋谷先生は、村山修介副会長の義兄であり、自分もまた、湯殿山神社の奉賛会副会長を仰せつかっている。



5名の先生方による玉串奉奠。



各組代表の8名と顧問が玉串奉奠を行い、全員が続く。



物故者への黙祷の後、鎌田義彦副会長による開会の挨拶。
還暦の意味、還暦同窓会の意義について話されていた。



司会進行は、高橋昌彦君と豊泉(現佐藤)ひろみさん。



会長挨拶では、先生方のご出席への心からの感謝と、物故者への哀悼の意を述べ、この還暦同窓会の場に参加できる喜びを話す。

15歳で学び舎を巣立ち、それぞれが、様々な人生を歩まれ、再びここで交わる奇跡。

ここからは、定年などもあり時間もできるので、もっと寄り添って歩んでいこうと重ねて話す。



会計監事の荒井幸一君より、会計報告が報告された。



渡辺和子先生には河村千里さん、田口きみ子先生には飯野桂子さん、工藤利正先生には福田貴子さん、早坂謙三先生には荒井史子さん、篠原みな先生には高橋えり子さんが、感謝の花束を渡す。
(全員旧姓)



それぞれの先生から、花束への御礼と、この同窓会へお誘いを受けたことへの感謝と、皆んなと会いたかった気持ちを聞かせていただく。



92歳の篠原みな先生からは、「あれから45年、平成の時代に大活躍をして、立派な人間になってくれました。とっても嬉しい!」と、教師の真髄のお言葉に、皆んな胸が熱くなる。

88歳の早坂謙三先生は、「花を贈る人は、心に愛が宿る。皆んなの気持ちに感謝する。これからもさらなる活躍を!」と、激励を受ける。



早坂謙三先生による、乾杯の音頭。



乾杯!かんぱー!還暦おめでとう!
皆んなで杯を合わせる。



久しぶりの旧友との話しや、DVD視聴、仕事や家族のこと、連絡が付かない友人の消息など、話題は尽きないのである。



当時の合唱コンクールの指揮者の村井貞彦君が指揮、黒沼(現高橋)佐知枝さんがピアノ演奏。



生徒会長だった榎森正浩君による中締め。
笑いを取りながら、この還暦同窓会の意義を話していた。



三本締めは、横山博美副会長。

先生方への感謝、この会の準備をしてくれた幹事達へのねぎらい、そして皆んなの再会を祈って、閉会の挨拶。

榎森顧問に代わって、締めてくれた。



少年から青年への多感な時期、先生方や後輩たち、そして家族から門出を祝ってもらい、送り出していただいた。

今日は、自分たちが、先生方を送り出そうと、アーチができあがる。



2001年8月11日(土)、41歳の時に初の同窓会を開催、114名の出席。

2004年8月15日(日)、2回目の同窓会、75名の出席。

2007年8月12日(土)、3回目の同窓会、72名の出席。

そして、12年ぶりの今回、85名の出席。

皆んなが集まれば、力をもらえる。
不思議とプラスのエネルギーをもらえるのだ!

参加してくださった皆んな、ありがとう。


近々オフ会を開きたいと思う。
また、同窓会をもっと間を空けずにやろうと話をした。

歳を重ねると、会える時にしか会えないことを知る。

とっても充実した、素晴らしい、自分史に刻まれる夜となったのである。

(二次会の様子は、次の機会に!)

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>