6月30日(日)、元祖・さくらんぼ「佐藤錦」の発祥の地・天香園にて、今年も、築地「ボン・マルシェ」の薄シェフが作る「さくらんぼ料理」と、銘酒「十四代」を楽しむ会が開催された。
佐藤錦(トップダイヤ)、月山錦(ゴールドダイヤ)、紅秀峰(レッドダイヤ)、ブラックダイヤの収穫時期が違う4種のさくらんぼが、一緒に並ぶのは1年で数日であり、とても貴重なことである。
そこに、山形県産酒で、世界中で最も人気が高い「十四代」の特別酒を、皆さんに振る舞うとは、何とも豪華な「山形を味わう会」である。
小雨ではあったが、多くの方々が県外から来られて、山形県の食を楽しまれていた。
美栄子知事も、多くの方々と親しく話され、山形県の良さをピーアールしていた。
奇跡のようなさくらんぼが並ぶ。
以前は、平成天皇陛下である現上皇ご夫妻も、御幸の折に天香園にお寄りされ、さくらんぼを食べられていかれた。
ボン・マルシェの薄シェフは、さくらんぼという素材を、どのようにしたら活かせるのかを、実に良く研究されていて、出来上がった一品は「始めて食するさくらんぼ料理」なのである。
初めての味に、感動すら覚えるし、実に美味しい!
左から、築地「ボン・マルシェ」の薄公章シェフと、そば処「庄司屋」の庄司信彦社長と、まこっちゃんの笠原信社長の、料理師の皆さん。
豪華すぎるメンバーである。
東根市の重鎮たちが集まられた。
昼食会の後、それぞれが、さくらんぼ狩りをする。
滝澤司令と美栄子知事。
さくらんぼが美しい。
取るのがもったいない感じである。
「きっと、自然が近くにあった子ども時代の経験値ですね!」と言ったら、「そうよ!」と笑われていた。
実は昨年もである。
最高の贅沢である。
改めて、今回、思うところがあった。
それは、宝を磨き上げ、ブランドを確立して終わりではなく、そこからが本当の価値の創造である。
それを、岡田会長と社長は、天香園をフィールドとして、創り上げでいるのだろう。
また、勉強させていただいた一日となったのである。