ゴジラが日本に誕生して65年。
その記念すべき今年、映画「GODZILLA ゴジラ…キング・オブ・モンスターズ」は、世界同時公開された。
2014年、ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズと東宝が提携して、ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」
そして2017年には、「キングコング・髑髏島の巨神」が「モンスター・ヴァース」シリーズとしてクロスオーバー。
今回の映画は、「GODZILLA ゴジラ」から5年が経過した世界で、復活したモスラ、ラドン、キングギドラなどの怪獣たちとゴジラの壮絶な闘いを、ハリウッドスケールで描いた大作である。
ゴジラ映画史上最高の迫力と、生物の頂点に立つゴジラの生命力の凄さを、観た人全てが感じる作品となっている。
人類が歴史上起こした戦争や環境破壊などで、地球は滅亡へと向かっていた。
その世界の破壊を止めようと活動しているのが、未確認生物特務機関のモナーク。
モナークは、トルーマン大統領直轄の秘密組織として設立され、秘密裏に巨大生物の調査などを行ってきたが、髑髏島でキングコングを発見してからは公の知るところとなった。
そのモナークでは、人間と怪獣との共存を模索する動きが出始めていた。
地球上で、十数匹の怪獣が目覚め、ボストンに集まり出す。
まるで、地球の黙示録の世界。
地球の週末、最後の審判、神の降臨、蘇り…。
そこには、最も魅力的なゴジラ、最も美しいモスラ、最も残虐なキングギドラが映し出される。
その結末を、是非、映画館で観て欲しい。
きっと、あのゴジラの雄叫び、あのゴジラのテーマ曲、あのゴジラの足音に、心の中にある少年の心が溢れ出すだろう。
神々が、人類に立ちはだかる、美しくも凶暴な怪獣の叙事詩と言う人がいた。
最後の闘いの場所は、レッドソックスの本拠地であるフェンウェイ・パーク周辺。
そこは、独立戦争のアメリカ建国の舞台。
アメリカが、ゴジラを受け入れてくれた事に、感動すら覚えるのである。