「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」「ハッピーフライト」「ロボジー」「サバイバルファミリー」など、一生懸命と隣り合わせのコミカルな人間らしさを切り取って、日本中にハッピーな話題と心からの笑いを届けてきた矢口史靖監督。
ほとんどの作品がオリジナルの原作と脚本だから、なおさら素晴らしい。
今回は、最新作を持って、各メディアのキャンペーンに臨んでくれた。
映画「ダンスウィズミー」は、数々の大ヒット曲と、オリジナルなヒップホップやジャズダンスなどが登場する極上のミュージカルコメディ。
4月10日(水)の夜に、仙台から山形入りした矢口史靖監督御一行。
山形国際ムービーフェスティバルを含めて、公開映画5本続けての来社となる。
今回は、ワーナー・ブラザースの関口大輔プロデューサーと金子涼マネージャーが同行された。
OLの鈴木静香(三吉彩花)が何より苦手なのはミュージカルや人前で踊ること。
しかし、ある日突然、催眠術をかけられて、音楽を聴くと、所構わず歌って踊って…カラダが止まらなくなってしまった。
その彼女が、催眠術を解く為に日本中を駆け巡る。
矢口史靖監督の渾身の一作である。
観ている人が、まるで魔法をかけられたように、心から楽しくなり、幸せいっぱいに笑い出す。
これまでの過去の矢口史靖監督作品からは、妻夫木聡さん、上野樹里さん、綾瀬はるかさんなど、多くの方々が羽ばたいていった。
その才能を、より引き出して、全国の話題にしていく力が監督にはあると思う。
本作のヒロインの三吉彩花さんも、500人の中からオーディションで選ばれた期待の星である。
その他にも、個性豊かな俳優陣が脇を固める。
ダイバーシティメディアでも、収録が行われ、情報番組「バイキングステーション」で放送される。
公開日は、夏休みの真っ只中の8月16日(金)。
自分は、マスコミ試写を観たが、何度でも観たい「幸せのスープ」のような味がする。
公開したら、是非、観てもらいたい!
レストラン・アキヤマにて、矢口監督、関口プロデューサー、金子さんと、夕食をとりながら、映画の話、NetflixやHuluのプラットホームの話、矢口監督作品についての話、さらには、これからのコンテンツ制作の話ナド、実に多角的なグローバルな話ができた。
ワーナーの子会社のHBOが制作する「ゲームオブスローンズ」は、1本の制作費が約30億円。
世界で一番観られている映画。
日本とは桁が違いすぎる。
そんな中で、今後どういう方向に向かうのか?
話は尽きなかった。
とても賢く聡明な金子涼さんとは、出会えてとても良かった。
そして、日本のこの業界の規格外の逸材だと思っている関口大輔プロデューサーからは、お会いするたびに新しい知識と価値をいただく。
公開近くに、さらに盛り上げていきたい。
この日、話しを終え、外に出たら雪が降っていた。
4月の春の雪であった。