1月17日(木)の夜は、冷たい風が吹く中、雪も降ってくるという、山形らしい厳寒の冬の夜となった。
台湾の映画製作に奔走する片原朋子プロデューサーとは、ちょうど一年前、彼女が1月に山形入りをした時に初めてお会いした。
あれから、何度も山形を訪れ、ロケ地やキャストを検討されていた。
山形フイルムコミッションの方々も、力強くサポートをしてくれていると言う。
昨年のYMF山形国際ムービーフェスティバルの時に、台湾から山形へ初めて来られ、山形の街並みや四季折々の自然を、とても気に入られていた。
この季節は、とても寒いが、一方で空気が澄んで、見える景色がとても綺麗に見えるのである。
長く厳しい冬。
東北の人々は、その雪の下で、春が来るのを待つのである。
山形の春は、花がいっせいに咲く。
生命が満ち溢れるのだ。
梅も桜も…。
素晴らしい映画が製作されることを、心から願いたい。