8月2日の木曜日、日本のアニメーション会社の老舗である「トムス」の製作会社である、「テレコム・アニメーションフィルム」の浄園祐社長と、伊藤耕作経営管理部長(現在はトムスへ出向中)と、作画部動画室の与澤桂子部長が、再度、これからのコラボレーションについて、ブレインストーミング(ブレスト)に、山形まで来てくださった。
彼らとのブレストは2回目であるが、今回は、「白組」のプロデューサー兼ディレクターの粟飯原君江氏も、山形入りしていただく。
前回、皆さんが来県し、これからのアニメーションの業界動向について、教育とアニメーションの親和性について、アニメーションの本質について、東海大学山形高校や、ダイバーシティメディア、ムービーオン、YMF山形国際ムービーフェスティバル事務局などと、初めて打ち合わせをしたのが、今年の3月5日の月曜日であった。約5ヶ月を経て、皆さんと再会し、改めてアニメーションの持つ「気づく力」や「ものづくり」の本質について語り合い、改めて、教育とアニメーションの親和性を感じた。
今回は、「テレコム」さんの他に、「白組」の粟飯原さんが加わったことで、コンピューターグラフィックや、動画の意味も伺うことができて良かった。
夕食を「ボーノ」で取りながら、さらに、アニメーション業界の未来はどうなっているのか?
どんな人材を必要としているのか?…など、多くの事を話し合った。
SEGA・Sammyグループは、年商約3200億円の大企業。
トムスもテレコムも、このグループである。
コナン、ルパン、アンパンマンなど、日本の多くのアニメーションを製作している日本では最も古く、伝統ある老舗である。
一方、白組は、2020年のオリンピックで、総合演出をする1人である山崎貴監督が所属しているコンピューターグラフィックや映画製作会社である。
山崎監督とは、何度かお会いした。
とても人柄も良く、スキルも高いし、後輩思いである。
「ALWAYS三丁目の夕日」や「DESTINY鎌倉ものがたり」、「永遠のゼロ」や「海賊と呼ばれた男」も映画化した優秀な監督であり、アカデミー最優秀監督賞も受賞している。
この2社が、本気で山形と組み、才能ある若者を育てることができたら、まさに「奇跡の取り組み」になるだろう!
またまた、新しい挑戦が始まるのである。