7月23日(月)と24(火)の両日、エイベックスグループの精鋭5名が山形を訪れ、ダイバーシティメディアグループが関係している場所を視察し、両者が、様々な切り口で、多角的重層的な繋がりを持てるのか…を検証した。
とても濃密な2日間となり、それぞれの人となりや背景も理解し合い、様々なアイデアや考え方、ビジネスアライアンスを模索した。
ことのはじまりは、昨年の2017年10月13日の金曜日、それまでエイベックス・スポーツ株式会社の代表取締役社長をされていたショーンこと伊藤正二郎氏とお会いし、お互いの生き方を照らし合わせ意気投合し、「それぞれの企業の問題点をコラボレーションすることによって、ソリューションできるのか?」などを語り合ったのである。
その後、担当者責任者レベルで何度か打ち合わせをし、今年2018年6月14日(木)に、東京のエイベックス本社ビルにて、エイベックスグループ社員40人と、ダイバーシティメディアグループ10人が、ブレストによる「アイディアソン会議」を行い、グループディスカッションの末に、解決策やミッションを浮き彫りにした。
そして、今回、エイベックスのグループ執行役員CEO直轄本部長の加藤信介氏、CEO直轄本部新事業推進グループチーフプロデューサーの有田雄三氏(エンタメコイン社長に就任)、エイベックス・デジタル・ビジネスデベロップメントグループゼネラルマネージャーの吉原亮氏、エイベックス通信放送・コンテンツプロデュースグループマネージャーの内海雄介氏、CEO直轄本部新事業推進グループの足立詩緒香さんの5人が山形入りした。
第一歩は、東海大学山形高校の視察。
東海大学山形高校側からは、阿部校長、岡田副校長、山内副理事長と、理事長である自分が参加して語り合い、「教育と音楽」や「東北のティーンエイジャー向けのライブやオーデション」など、様々なアイデアや意見が出る。
蔵王山に抱かれた、須川のせせらぎの音の中に、多様性の泉が湧く東海大学山形高校。
可能性は、広がっていく。
次に訪れたのが、東北最大級のスクリーンや、シアター10、そのうちの1つはMX4Dという、魅力溢れるシネコン「ムービーオンやまがた」
フェラーリなどの車のデザインから、今では新幹線などの電車のデザインを手がける奥山清行氏が、デザイン監修した映画館である。
彼のデザインした椅子やテーブル、併設する本屋の八文字屋さん、サインルームや貴賓室を見てもらう。
ムービーオンの模型の説明や、YMF山形国際ムービーフェスティバル、さらには山形市がユネスコ映画都市に認定されたことなどを話す。
隣にある、映画を0歳児から預かる保育園の存在…育児から映画一本を観る間だけ解放される…ちびっこランドのホスピタリティサービスなど、映画を見る方々の環境重視の場所を見ていただく。
さらにはTCN東北ケーブルテレビネットワークや、TPP東北プレミアムポータルサイトについても説明する。
途中からは、日本テクトホールディングスの増岡厳社長が参加する。
エイベックスの「グローバルなマスに対するセールスプロモーション」と、ダイバーシティメディアグループやTCNが行なっている「1to 1」及び「ラストワンマイル」ビジネスのアウフヘーベンを模索したのである。
伊藤博文公が命名した名前であり、前回、伊藤正二郎氏とも来た料亭である。
全員が揃って、楽しくも、充実した夕食懇談会となる。
やはり山形県産酒のブランド力は素晴らしい。
幻の酒や、IWC金賞酒蔵の銘酒が並ぶ。
「十四代」「上喜元」の飲み比べ。
山形舞妓2名と菊弥姉さんから踊ってもらった。
鯨汁や庄内浜の岩牡蠣、さらには山形牛など、山形県の食材が何故美味しいのか?
その辺は、いつもそうであるが、自分は「食」について、大プレゼンテーションを行う。
山形を囲むブナ林の有機水、盆地、寒暖の差から、山形「食」の物語は始まるのだ。
水、酒、米、果物、牛肉から、そばやラーメンまで、話は展開する。
エイベックスの幹部の皆さん。
加藤本部長と有田社長のお二人が38歳、吉原ゼネラルマネージャーが42歳…若きビジネスクリエイター達である。
内海氏も38歳、足立さんに至っては23歳。
若い人たちの会社である。
そして、第1日目の最後は、パセオさん。
よく見ると、胸の所に「アイ ラブ 吉村和文」とある。
こんな演出は初めてであり、正直驚きを隠せなかった!
さすが、エイベックスのエンタメは素晴らしい!
三階の大広間のステージで、凛々しく撮影した。
出会いの日を刻むのである。
そして、第1日目の最後は、パセオさん。
多くの経済人の皆さんがいらっしゃり、エイベックスさんを紹介する。
実は、ここでも熱く語り合い、加藤本部長とオープンイノベーションの在り方を模索したのだ。
とても素敵な出会いと、楽しく充実した時間だった。