5月23日(水)、山形市中学校教員研究会のメディア教育部会の方々への講演の機会を頂いた。
タイトルは「メディアと教育」という仮題を頂いたが、「DREAM, OVER THE DREAM〜夢の先には、必ず夢の続きが待っている」にさせていただく。
江南公民館の会議室には、約70名の先生方が参加されていた。
メディア教育部会の方々は、夏休みや冬休みの、ムービーオンとソラリスの中学校の推薦映画の選定もしてくださり、日頃から、何かとお世話になっている。
この日は、山形南高等学校の時の同級生であった、山形市立第9中学校の草刈竹司校長から、講師紹介をされたのである。
彼は山形南高校のバレー部、自分は応援団。
確か高校3年生のインターハイの決勝で、応援団へ応援要請がきて、やったことのないバレーボールの試合の応援をしたのを覚えている。
その試合、見事に、山形南高等学校バレー部は勝ってインターハイに出場したのである。
旧ケーブルテレビ山形設立時の話や、そこから変わらぬフィロソフィー…「小さいけれど、されど尊い物語」を探し届けるというテレビ局を作りたかったこと。
その後、大きな価値も小さな価値も、さまざまな違いを個性と捉えて包摂するインクルージョンの概念が出発点となり、ダイバーシティという多様性を求めるメディアとしたこと。
違った個性や異なる価値を、それぞれ際立たせていくメディアになろうとしている。
さらに、ダイバーシティメディア、ムービーオン、パスラボ山形ワイヴァンズ、モンテディオ山形、山形交響楽団などが、多角的多重的にシンクロしていくことが、ファン産業として重要であり、メディアマーケットを醸成していく。
また、今年の12月から4K放送が始まることによって、放送界が大きく変わる。
そして、通信のコンテンツホルダーが台頭しだす。
その2つを兼ね備えるのがダイバーシティメディアである。
そんな時代が、すぐそこに来ていることを話したのである。
変化や革命は、日常にいては解らない場所で、知らず知らずのうちに始まっている。
今がまさにそうである。
これからは、メディアの仕組みやシステムも、様々な種類があり、多くの端末や放送通信機器が氾濫する中、何を選択するか?
という時代が、目の前にあるのだ!
毎年の進化のスピードが、恐ろしく早いのに驚かされている。
そんなことが、少しでも伝わった講演であれば幸せなのであるのだが…。