5月5日(土)の端午の節句の日。
次世代を担う子ども達へ、スポーツや文化を通して、「感動」を繋げていきたい!
そんな想いの中、山形県総合運動公園アリーナには、約1900人の方々が来場くださった。
今シーズンも、残り2試合となり、最終節は香川ファイブアローズとの負けられない2連戦である。
2階では、ダイバーシティメディアの専門チャンネルのサプライヤーの中から、キッズチャンネルなどの子どもさん向けの番組会社の方々が、「こどもの日」ならではの、ハズレなしのスペシャルイベントを開催してくれた。
1階のグッズ売り場も、ファンの方々でとても賑わい、残り2試合の中での最後のグッズを入手されていた。
そして、この日のオープンニングでは、メッセージイベントが開催された。
今年の3月11日で、東日本大震災から7年を過ぎた。
東北は、今も復興の真っ只中である。
自分たちB2リーグは、東北の各6県のチームで構成され、今年1年間、必死に戦いしのぎを削ってきた。
同時に、あの日心が凍りつき、そのままになっている心に、B2東地区のチーム関係者や、スポンサーやブースターのみなさんが、バスケットを通して、「感動」や「元気」を届けたいと、この1年間、東北を盛り上げてきたのである。
そして、最終節のこの「こどもの日」に、この歌を届けたいと、俳優の江藤潤さんが語り、バークリー音楽大学出身の田村衆さんが電子ピアノや弾き、ワイヴァンズチアリーダーが歌い、会場の来場者みんなで、震災復興の歌のシンボルとなった「花は咲く」を大合唱したのである。
作詞は映画監督の岩井俊二さん。
「スワロウテイル」や「初恋」、「リップバンウィンクルの花嫁」など、心の働きを鋭く優しく描く天才が、作った詩である。
一昨年のYMF山形国際ムービーフェスティバルにも来ていただいた宮城県の作並温泉の出身。
小関ライアン優大も、珍しくいい笑顔!
チアリーダーのナツキも、相変わらず最高の笑顔で、ブースターを盛り上げる。
石川裕一の最後の指揮をとる試合は明日だけ。
作曲は菅野よう子さん。
今や、小中高校の音楽の時間でも習う、世代を超えた勇気を紡ぐスタンダードな曲として、復興の代表作となった。
涙を流している人もいた…。
82歳の自分の母親が、今シーズン初めてパスラボ山形ワイヴァンズの応援に行きたいと、会場にいたが、母の生家は、宮城県女川町出島。
全て流されてしまった…。
母親は、想定外のイベントに、とてもとても感動し、江藤さんと握手をしていた。
元北陸高校の伝説の監督で、今は香川ファイブアローズの取締役エグゼクティブコーチの津田洋道氏が、わざわざご挨拶にいらしてくださる。
大神先生とは旧知の仲。
その後、衛藤晃平ヘッドコーチからもご挨拶をいただく。
花みずきグループも、しっかり駆けつけてくれる。
小関ライアン優大も、珍しくいい笑顔!
最近、心技体の無駄な贅肉を削ぎ落とし、絶好調の佐藤正成キャプテンも笑顔である。
本当に、どんな時でも駆けつけてくださるファンやブースターの皆さんには、心からの感謝、感謝であり、一緒に戦っている気持ちでいる。
アンセムに勝利を祈る。
山形交響楽団の園部理事長は、いつも駆けつけてくださる。
ビリーが、ケガで出場できない中、みんなでその穴を補ってくれた!
今日は、山形ワイヴァンズのウィークポイントの第1クォーターからリードし、最後までそのままの状態を保ち切った。
試合結果は、山形ワイヴァンズが75点、香川ファイブアローズが66点。
裕一が指揮を取って13試合を消化し、6勝7負である。
明日の最終戦、山形ワイヴァンズが勝てば、7勝7負の五分五分になる。
そして、チームも昨年の5位から3位であり、勝って最後を迎えたい!
是非、最終戦は午後3時30分から、天童市の山形県総合運動公園アリーナに、みんな集まってほしい!
ラストファイトである。
ちなみに、モンテディオ山形の試合が、ワイヴァンズの前にある。
その為、山形ワイヴァンズの試合開始が、いつもより遅い。
モンテディオ山形と山形ワイヴァンズの両方を応援してくださる方の為に、時間をずらしたのである。
明日は☆プロスポーツデー☆