4月13日(金)の午後、毎年行う人間ドックが終わり、山形県立中央病院から自宅に戻る際、思わず「市民プールジャバ」への橋を渡り、馬見ヶ崎川の両脇の桜街道を撮影した。
自分の庭のような場所。
馬見ヶ崎川の間近で育った幼少時、その後の中学、高校時代。
そして、奥に見える10階建の市営住宅の210号室で、自分たちは子ども3人を育てた。
青い空、広い川原、両脇の桜街道、奥には蔵王の雪。
最高のロケーションである。
秋には、河畔は、芋煮会の鍋がバーベキューセットと共に並ぶ。
夜はライトアップ。
昼も夜も、とても素敵なシーンを感じることができる。
露店も出ていて、玉こんにゃくと、マヨタコを買う。
気温の高低差が激しく、不思議と寒いのに、例年より1週間は早く咲いてしまった桜の花。
いつもより、ピンク色が薄く白っぽい感じがした。
もっと色が濃いピンク色のはずなのだが…。
若くして咲いてしまった自然の摂理だろう。
10階建の、昔暮らした市営住宅前まで足を伸ばした。
少し高度が高いせいか、この辺はまだ若い桜で蕾もあった。
週末から来週前半にかけてピークであろう。
いつもは、仕事が忙しく、時間が取れない中、今日は思いもかけずに「桜を見れた!」
桜ばな
命いっぱい咲くからに
命をかけて
我眺めたり
岡本かのこ作…大好きな詩である。