初の「山形プロスポーツデー」の、3月31日の土曜日。
天童市の山形県総合運動公園にて、プロサッカーのモンテディオ山形は山口と、プロバスケットボールの山形ワイヴァンズはバンビシャス奈良と戦い、残念ながら両チームとも敗れた。
総合運動公園内のNDソフトスタジアムには約5000人のサポーターが、特設アリーナには約1500人のブースターが来場し、大きな声援をいただいた。
心から御礼申し上げたい。
パスラボ山形ワイヴァンズは、後半戦はスキッとしない試合が続く。
45試合を消化した時点で20勝まで届かなかった全指揮官が辞め、アシスタントコーチの石川裕一が実質指揮を執る。
多くのブースターの皆さんの後押しが、この試合もあった。
石川裕一とライアンの指揮のもと、チームを一生懸命まとめる佐藤正成キャプテン。
昨年まで山形ワイヴァンズにいた、ゲーリーは、かなり絞った身体になっていて、元気に挨拶をしてもらい、固い握手をする!
前半は、何とか五分五分で折り返す。
最近は、こういうのが多いかなぁ。。
ハーフタイムでは、映画「戦国自衛隊」「祭りの準備」「南極物語」
「鉄道員(ぽっぽや)」、テレビや舞台で活躍をしている俳優の江藤潤さんが観戦、ご挨拶をいただいた。
結局、バンビシャス奈良が75点、山形ワイヴァンズが63点で敗れる。
試合後、何人かのメンバーやコーチ陣、さらにはフロントとも話をした。
途中でジョーが辞任したり、若い石川裕一やライアンが指揮をとるようになったり、様々な環境の変化がある。
一方で、ケガ人が出たり、疲労が溜まったり、選手個人のトラブルもある。
しかし、数多くのファンやブースターが駆けつけ応援してくれる中で、自分たちが求められているものを再考する必要がある。
職業としてプロバスケット選手を選択して生活していく限り、周囲や誰かのせいにして、エクスキューズするのではなく、自分自身のフィジカルの限界とメンタルの限界に挑戦していくアスリートであってほしい。
フィギュアの羽生結弦選手や、テニスの錦織圭選手は、いつも周囲には感謝を、自分自身には厳しくし、レベルを向上している。
会社経営も、サラリーマンも、モノづくりやデザイナーも、常にどんな環境や状況でも、最高を目指す。
当然、自己選択、自己決定なのだから、自己責任が伴う。
山形ワイヴァンズの一員である限り、自らに厳しく、プロとしての責任がどこにあるのか、自分のスキルやチームの力を高めていくのが最も重要な本質であることに立ち戻る時期であると思う。
どんな力を発揮してくれるか、今日のバンビシャス奈良戦を期待したい!