今年の3月で、6名の先生方が退職される。
3月20日(火)に教職員クラブにより開催された、「教職員送別会」は、涙、涙の別れの時となった。
43年間と長きに渡り、教鞭をとられた小笠原博先生。
空手部の顧問としても、東海大学山形高校を、全国優勝3回の名門に育てられた。
朴訥とした中に、儀礼を重んじ、日本男児の真っ直ぐな生き方を体現していた素晴らしい先生であった。
60歳を超えて再任用になってからも、担任を持つなど、本当に粉骨砕身ご努力賜った。
42年間、東海大学山形高校と歩んでいただいた片桐正弘先生。
現在の阿部校長と同期であり、お互いに東海大学山形高校の礎を築かれ、様々な荒波を乗り越えて来られた。
短い間だったが、丹野隆淑先生、林唯先生、渡辺秀治先生、この日はご欠席だったがら後藤麻美先生からも、大変お世話になり、感謝申し上げる。
合計で、6名の先生方の送別会である。
選別やら花束やら似顔絵のデッサンやら、退職者の皆さんに送られた。
多くの方が、先生方のご苦労をねぎらわれていた。
送別会の最後に、退職にあたり、皆さんから一言ずついただいた。
渡辺秀治先生は、涙ながらの30分間、思いの丈を語られていた。
ダイバーシティメディアが大好きであることも、初めて話してくださった。
林先生とも、スポーツジムで、よくトレーニングを一緒にしたので、まさかご結婚して退職されるとは驚きであった。
小笠原先生のご挨拶は流石であり、これまでの人生での出会いへの感謝と、これからの東海大学山形高校の行く末が開かれていくように仰られていた。
また、片桐先生も、長い歴史の中で、刻まれた出会いや思い出について、そして、生徒たちの未来について述べられていた。
一期一会。
さらには、忘れないこと、忘れられないこと。
前日、自分はたまたま「リメンバー・ミー」という映画を見たこともあり、先生方の功績を、しっかり語り継いでいくことの大切さを話した。
これからも、健康に留意し、まだまだ豊かな人生を過ごして頂きたいと思うのである。