2月8日(木)、NTTタウンページの岡田昭彦社長が、東北営業本部の部長級の方々と来社された。
岡田昭彦社長は、NTT東日本取締役、NTTアメリカの社長などを兼務され、固定電話の補助的役割の「NTTタウンページ」を、ひとつのメディア媒体として確立された企業再構築の雄である。
お話しをしてみると、とても柔軟な発想をお持ちであり、様々な業種とコラボレーション、アライアンスを組まれている。
今回は我々が取り組んでいるフラッシュマーケット型のネットタウン「東北サプライズ商店街」とのコラボレーション、さらには、我々がとりんでいる家庭内ポータルサイトプロジェクトと提携すべく打ち合わせに来られた。
それぞれの会社の取り組みや、フィーチャーフィールドマッチアップについて話し合う。
岡田昭彦氏が社長になられてからは、金太郎飴型の全国統一のタウンページの表紙や内容を変え、地区のタウン情報誌とされた。
上記の表紙は、山形バージョンで、馬見ヶ崎川の特集やモンテディオ山形の特集が載ってある。
全国の各県のNTTタウンページの表紙ページだが、それぞれが特徴があり、まるで「ぴあのタウン情報誌ですね?」と自分が話したら、それプラス固定電話番号という絶対情報が記載されている強みがあるとのことであり、納得した。
そして、無料配布だから凄い。
年商未だに500億円。
従業員は2500人。
NTTタウンページは、2015年赤字転落、それを今年でストップをかけた。
素晴らしい、V字回復である。
1997年の売り上げは、1853億円。
固定電話の回線数は6000万回線。
それが現在は3分の1の2000万回線まで減る。
代わりとなり携帯電話やケーブルIP電話の回線は、2億回線数を超える。
つまり、家に1つの回線から、個人個人の回線になったのだ。
そのような状況を把握され、NTTタウンページの独立したメディア媒体へと生まれ変わったのである。
また、タウンページは、「防災・安心安全」に力を入れている。
この一冊で、万が一の対応の手助けになるのは間違いない。
この会社も、友人のケンケンこと渡辺健太郎氏が顧問となっており、両者を取り持ってくれた。
感謝である。
山形らしさ、山形の安心安全。
さらには東北の防災対策へのノウハウを、これからも教えていただきながら、アライアンスを組んでいきたいと思ったのである。
お忙しい方であるが、わざわざムービーオンも見学していただき、さらにはダイバーシティメディアに来社してくださった。
両者の目指す方向を、しっかり合わせ、しっかりシナジーを求めたいと思えたのである。
国家戦略的にも、それが必要なのだろう。
国民の、安心安全、防災意識の啓蒙。
特に、東北地区は、待った無しなのである。