12月23日(土)、アウェーの地・岩手県の盛岡タカヤアリーナで、パスラボ山形ワイヴァンズは、岩手ビッグブルズとの試合に臨んだ。
いつもなのだが、岩手ビッグブルズとの試合は、かなり接戦になる。
特に今日は、選手達のコンデションが良くなく、昼には藤岡選手が、39度の高熱を出しホテルで休む。
幸いにインフルエンザでは無かった。
さらには、ウィルも指のケガ。
それ以外の選手も、先週の土曜日、日曜日の金沢武士団との2試合、水曜日の秋田ノーザンハピネッツ戦、そして土曜日の今日が岩手ビッグブルズ戦で、体力的には限界にきている。
ウィルも、ドクターからは安静休養を求められ、今日は山形に残る予定だった。
しかし、岩手ケーブルテレビジョンのメンバーが、盛岡に戻る車に乗り込み、午後に会場入りしチームと合流し試合に臨んだ。
正直、土日の試合が続く時の水曜日の試合は、賛成はできない。
選手の健康維持やケガのリスクを考えれば、もっと選手を大切にするべきである。
去年はできたのだから…。
そんな中、ティップオフ。
先発は、ウィルではなく、ビリーが出場する。
今日の岩手ビッグブルズのディフェンスは、果敢であり、ワイヴァンズのシューズも決まらず、攻め手がないまま前半を終える。
山形ワイヴァンズが20点、岩手ビッグブルズが34点。
約20点弱まで差を開けられたワイヴァンズの選手達。
今シーズン、「最少得点になるかれない!」との不安がよぎった場面が何度もあった。
昨年のパスラボ山形ワイヴァンズのエースであった、コーリーことマーカリー・サンダース・フリソンが、岩手ビッグブルズのエースとして大活躍!
この試合、ワイヴァンズを苦しめた20点の得点を挙げた。
彼は、どんな大差をつけられても、けして諦めてはいなかった。
そして、少しずつ、試合の流れを引き戻す。
最初の延長5分間も、リードされ、絶対絶命と思ったが、やはり正成がスリーポイントを2度決め同点に追いつく。
しかし、この6点は、正成のスリーポイント2本のみであり、正成キャプテンの大金星のシュートであった。
そして、エキストラタイム2で、山形が13点、岩手が7点。
結果は、パスラボ山形ワイヴァンズが77点、岩手ビッグブルズが71点。
延長(エキストラタイム)2回を経て、山形ワイヴァンズが接戦を制したのである。
シヤチハタのオスモが、いよいよ本格稼働!
佐藤正成キャプテンは、この試合27点の大量得点である。
彼のボロボロの身体状態を考えた時に、よくぞ最後の最後まで諦めず、闘い抜いたと、感激を伴い褒めてやりたい!
あそこで、スリーポイントを打つのも怖いけど、それを2本続けて入れきるハートの強さは、他の追随を許さない差がある。
明日は、全選手が、岩手ビッグブルズと地力は五分五分だと思い、油断せず、気を抜かず、全力を出して欲しい!
シヤチハタのオスモが、いよいよ本格稼働!
選手との写真など、自分のスマホの写メールが、世界でたった1つのスタンプになるという優れもの。
明日、タカヤアリーナへ行かれた方は、お試しいただきたい。