11月12日の日曜日、YMF第13回山形国際ムービーフェスティバルの3日間を締めくくる、フィナーレ、そしてエンディング!
打ち上げの夕食会場は、「香味庵・丸八やたら漬け」
真戸から、YMF山形国際ムービーフェスティバルのテーマ曲を教えてもらう。
「気がついて見れば、12年が過ぎ、13回のYMF山形国際ムービーフェスティバルを開催し、エンディングを迎えることができた。
振り返って見てどうですか?と、よく聞かれるが、何年続けようとか、やり遂げようとか、そんな想いはまったくなく、「今、この時」を、全身全霊を賭けて、ただやれる事を一生懸命やり切るということだけだった。
ステージ上のすべての方々からご挨拶をいただく。
また、「今、この時」に出会った素晴らしい方々が、いつも支えていただき、YMFを広げてくれた。
行定監督は、「終わりは終わりではなく、次のはじまりに続いている」と話されていたが、自分は、「全てが終わったゼロの大地だからこそ、新たなはじまりができる」と考えている。
この13回目のフェスティバルが終わりではなく、「今、この時」から、また新しい物語が「はじまり」だと確信している。
ここにいる全ての方々が、12年間の時間を重ね、それぞれの歴史を作られている。
また、これまで応募してくれた何千人の若きクリエイターの方々にも歴史がある。
その重なりの上に「今、この時」があるのだと知り、世界が混沌としている中だからこそ、より映画の役割を信じたい!
来年も、また、ここでお会いする事を願い、エンディングの挨拶とします。」
打ち上げの夕食会場は、「香味庵・丸八やたら漬け」
古賀俊輔プロデューサー、行定勲監督、大友啓史監督の、YMF常連組。
成島出監督、廣木隆一監督、岩井俊二監督が、今年来れなかったのはとても残念である。
山形牛のすき焼き。
山形名物の芋煮。
カリカリ天ぷら。
そもそも、ここは漬物屋さん。
漬物のお寿司が名物である。
この場所には、舞台監督も制作スタッフもアナウンサーも事務局も、みんな参加する。
そして、「今、この時」を語り合う。
心がひとつになるのだ。
さすがライブハウスである。
素晴らしい歌声!みんながサプライズだった。
真戸は、未経験の叔父に教えるように、丁寧にコードの選択を伝えてくれる。
そして、本番!
「まだ見ぬ世界を映しながら」
鍵盤のユビサキを見つめる。
そう、あの時、ユビサキからすべてが始まったんだ。
そう、あの時、ユビサキからすべてが始まったんだ。
そして、みんなで、まだ見ぬ世界を、いつか見ようと歩んできた。
YMF山形国際ムービーフェスティバルの物語は、まだ、続いている。