山形南高校のラグビー部のキャプテンだった吉村和彬と副キャプテンの高橋竜基が、宮城県で以前ラグビーをしていたサンドウィッチマンの事務所にトライしたのは、和彬が東海大の3年生の時だったそうである。
その時は、まったく知らなかった。
むしろ、2人でアメリカへ行き、しばらくはWWEの門を叩き、プロレスラーになりたいと言っていたので、アメリカ行きは、あまり賛成できないと言っていた。
ところが、彼が大学4年生になった頃、将来の相談をしに来たので、「プロレスどうすんの?」と聞いたら、「相方とお笑い芸人になりたい!」とのこと。
開いた口がふさがらなかった。
「3年間だけ、時間を下さい!」
「生活は?」
「バイトしますので、それで暮らします!」とのこと。
大学を卒業し、3年で売れなかったら、山形に戻ってくることを約束して、話し合いは終わる。
「有田ジェネレーション」や、「ぷっすま」などにも、1、2回、出させていただく。
山形の皆さんに、顔を見せたのは、昨年の2016年8月4日、事務所の先輩や仲間たちとムービーオンに登場し、「永野と一緒に映画館でΩ(オメガ)を観よう」というイベントの司会をした時。
関西テレビの方々が、山形までロケに来てくれたこともあった。
今年の6月25日は、山形県山辺町で「青年会議所山形ブロック大会&東村山AGASUKEマルシェ」が開催された。
NHKの連続ドラマ「ひよっこ」に出演している、銀杏ボーイズの峯田和伸くんの前座で呼ばれていた。
ありがたい話である。
ワイヴァンズチアのメンバーと記念撮影。
まだ、竜基が「タツキ・マイアミ」になる前の、肌が白い時期。
和彬も、田舎のヤンキー感バリバリの感じ。
今年の春、3月。
和彬との約束の3年が過ぎ、お笑い芸人を辞め、山形県に戻り、普通の会社員などの仕事に就くように話したが、「もう1年!お願いします。」とのこと。
先日、グレープカンパニーで経営している飲食店で、アルバイトが定着したとのことで、必ず1年ごとに話し合い、退く勇気も持ちながら、とりあえず1年延長したのだった。
その彼らの、「あがすけ情報!」
8月15日(火)午後11時59分より、日テレ系YBCにて、「ウチのガヤがすみません」に、その他多勢で出演するよう。
8月17日(木)午後7時より、フジ系SAYにて、「VS嵐」に、サンドウィッチマンさん、永野さん、カミナリさんの、グレープカンパニーのちょい役として少しだけ出演するらしい。
話し方やコミュニケーションスキル、人々を引きつける重力、様々なテレビ局や芸能事務所のことを、しっかり学んで、未来の自分達のスキルにしてほしいと思う。