ゴールデンウィークのような大型連休の最終日の夜に、たった1人で床屋に行って、自分の気持ちと向かい合うなどとは、これまで選択したことはなかった。
予定では、3日後の水曜日に「小山床屋」とある。
しかし、何故か1人で外の空気を吸いたくなり、結果、「小山床屋」へ電話をかけていた。
高校時代から、ずっと40年間行き続けている床屋さん。
現在の当主の小山尚樹は、中学生からの親友。
今日も、髪をカットしてもらっている時、話したが、「夏に入る前、初夏の香りがする時、リーゼントが最高だった!」と話す。
自分は山形南高校の応援団、尚ちゃんは日大山形高校の応援団。
彼はヌンチャクの名手だった。
自分の父と、尚ちゃんの父も親友だった。
尚ちゃんのオヤジさんは、父が死んだ時、早朝自宅に来て、父の遺体の髪を整え髭を剃ってくれた。
そのオヤジさんも、今は天国。
あっという間である。
尚ちゃんには、心の声が漏れる。
昔からだ。
だから、癒されるかもしれない。
今日で、バスケットボールのBリーグのシーズンが終わった。
結果そのものより、選手たちと、ずっと応援してくれたブースターやファンに感謝している。
さかし、同時に、株主やスポンサーに、良い結果を出せなかった責任がある。
明日は、午後から、全選手とスタッフとフロントを集めている。
その後、2日をかけて、一人一人と話をする。
また、明日の夜は、中国の超富裕層の若手経済人20名と、山形県の50代の経済人や教育関係者等が一堂に会し、山形県も入り、とても大切な、民間インバウンドに繋がる交流会がある。
この初の試みを、先日社長が天に召された「亀松閣」で行うのだ。
50人の大宴会となろう。
通訳だけで、県側、中国側、そして自分が頼んだ方も含めて5人もいる。
本音の話を中国の皆さんとしたい。
いわば「明鏡止水の心」
髪を短くし、整え、明日の向かい合う方々へ、覚悟と敬意を伝えたい。