昨年の11月のYMF山形国際ムービーフェスティバル以来、しばらくぶりに、女優の菜葉菜と夕食をとる。
所属事務所のTアーチストの浅野社長と、現在、映画「赤い雪」を製作している甲斐さやか監督も一緒に、彼らにとっては初「佐五郎」のスキヤキを食べる。
この十数年間、YMFのイメージ女優であり、東北ケーブルテレビネットワークのイメージ女優でもある。
山形県でNo.1と言われる「佐五郎」のスキヤキ。
極上の米沢牛を食べる。
過去に、吉永小百合さんや石田ゆり子さん、行定監督や仲村トオルさん、先月は映画「3月のライオン」の大友啓史監督など、多くの著名人と訪れた店である。
この十数年間、蔵元数の金賞受賞率が日本一なのが山形県。
醸造部門で世界1位に輝いた出羽桜酒造の「一路」を開ける。
日本酒好きの菜葉菜は、超喜んでいたのだ。
今回の、山形入りの目的は、第10回YMF山形国際ムービーフェスティバルにて、準グランプリを獲得した甲斐さやか監督と、自分を是非会わせることだったらしい。
タイトルは「赤い雪」
脚本がとても良い作品である。
甲斐さやか監督が準グランプリを獲得した2014年のYMF山形国際ムービーフェスティバルのコンペディション部門は、例年になく最終ノミネート作品のレベルがとても高かった。
現在、製作しようとしている山本亜紀監督の「ネクタイと壁」がグランプリを受賞した年であり、甲斐監督は、「オンディーヌの呪い」で準グランプリに輝いた。
長塚京三さんの迫真の演技が素晴らしかった。
その甲斐さやか監督が、山形県で、菜葉菜と永瀬正敏さんが主演の映画を撮影したのである。
菜葉菜にとっては、初の本格主演映画であり、かなり充実したロケだったようだ。
意外だったのは、甲斐監督の深さや資質が素晴らしく、YMFで準グランプリを取った3年前には、その才能に気づかなかったのだ。
二次会は、チャーリーブラウン。
チョコホンデュがとても美味しかった。
これから、どんな展開が待っているか、まだわからないが、彼女の才能を開花したいと思った。
夜中まで、映画や社会や、人間関係についても語り合った。
とても楽しい時間であった。