1月14日から全国公開された「本能寺ホテル」
なかなか公開日に観ることは少ないのだが、とても興味があったので、スタッフ松田と観た。
何と言っても、綾瀬はるかの魅力溢れる演技が最高であった。
綾瀬はるか役の現代女性の倉本が、路地裏にあるレトロな本能寺ホテルに泊まったことがきっかけで、戦国時代に迷い込むことになる。
テイストは、「プリンセストヨトミ」とも似ているが、比べると、より庶民的な綾瀬はるかに親近感を持つし、今回の「本能寺ホテル」の方が、ストーリーが分かりやすい。
本能寺ホテルの支配人役は風間杜夫。
久しぶりに、風間ワールドを見せつけられた。
ある条件が揃うと、戦国の世にタイムスリップ。
最初に出会ったのが、濱田岳演じる森蘭丸。
最後まで、綾瀬はるかの味方をしてくれる、時を超えた友人。
まさか、自分が、その傍若無人な態度を注意した相手が、織田信長だとは…、打ち首をされる前に、逃げまくる。
現代と1582年の、400年の時を超えて行ったり来たり。
それも、自分の意思とは関係ない突然の時間移動。
自分が出会っている相手が、織田信長と知ってからは、信長は何のために冷酷非道にしているのか、その厳しさの裏にある思いは何か…など、どんどん惹かれていくのであった。
堤真一が演じる信長役も、最高に魅力的だった。
そして、日本史最大の謎とされる『本能寺の変』の前夜、綾瀬はるか演じる現代の女性の倉本は、何を語るのか…。
クライマックスが訪れる。
そして、全てが終わり、彼女の中に芽生えたモノ。
笑いあり、アクションあり、だれもが楽しめる歴史エンターテインメント。
有意義な時間となること間違いなし!
ご覧ください!