4月6日の土曜日、午前10時より、東海大学山形高等学校の入学式が挙行された。
207人の卒業生を3月に送り出したのも束の間、今年は209人の入学式を迎えたのである。
4月1日から、新校長に昇格した阿部吉宏校長は、式辞の中で、学校の教育目標や『建学の精神』に触れていた。
誰ひとりとして、寝むかけをしている生徒はいなく、真剣に話を聞いていた。
山形県内では、群を抜いて問題行動が少ない東海大学山形高等学校の生徒。
新入生の真面目な姿から、そういう素地が出来上がっていると思う。
自分は、理事長祝辞の中で、『強くて、優しい人になれ!』
『夢が願いとなり 願いが意思となった時 自分らしさと 自分が命を授かった理由が解る。』
そんなことを話した。
入学式が終わり、来賓の皆さまに御礼を申し上げたあと、理事長室に戻った。
そこへ、東海大学山形高等学校の評議委員兼高校同窓会副会長の常川としえさんが、家で作ってきたと、絶品の『あんぴん餠』を差し入れて下さった。
とても美味しかった。
常川さんは『峠の茶屋』の女将さんであり、さすがだと思った。
そして、このスリーショットは、ありがたかった。
1番右が阿部東海大学山形高等学校校長。
真ん中が自分なのだが、1番左が蔵王1中の高橋正博教頭であり、自分とは、山形市立第4小学校と、山形南高校で同級生であった。
彼は野球部、自分は応援団として、真夏の猛暑の中で、水をかぶりながら、フィールドとスタンドで繋がっていた。
校長教頭会で、自分が後援をさせていただいた以来の再会である。
別れと出会いの春、様々な物語が、また、始まるのである。
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東海大学山形高等学校『入学式』
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