9月30日(金)、ムービーオンやまがたにて、初めて新しく東映の映画営業部長と映画興行部長に就任した、木村光仁氏とお会いし、ムービーオン並びにダイバーシティメディアグループ、さらにはYMF山形国際ムービーフェスティバル等の経緯を説明し、打ち合わせさせていただく。
現在は取締役企画部長という、映画製作部門に移られた村松秀信取締役の後任であり、ディズニージャパンから来られた映画界のエキスパートである。
打ち合わせの後、懇親会場所は、老舗料亭「亀松閣」
社長兼板長の笹原さんが、この日もお座敷で特別料理を2つ作ってくれた。
当代の笹原社長は、京都の瓢亭で修行を積まれた、東北料理界では珍しい本格派である。
初秋を思わせる秋仕立ての料理。
松茸の土瓶蒸しである。
お造りも、素材が素晴らしい。
藍色は、明治天皇が好んだ色だと言われ、当時、明治天皇が山形県へ御来降する為に建設された、この「亀松閣」の、ご安所とされたこの部屋の襖は、藍色に染められた。
以来、1度も染め直されたことがない当時のままの襖である。
この部屋を「藍の間」と呼ぶ。
山形県は、金賞をいただく日本の宝庫。
酒蔵数での金賞率は、十数年日本一である。
この日は、十四代の高木酒造の「黒縄」と、男山酒造の「壺天」を頂く。
そして、最初の特別料理は、山寺産の巨大松茸。
この時期は岩手産や高畠産だと思っていたが、まさかの「山寺産」だった。
こんな松茸は昨年についで2回目。
いずれも「亀松閣」である。
これを、炭火で焼き、岩塩か、おろしぽん酢で食べる。
ドーパミンが溢れでる美味しさ!
おかわりもさせてもらう。
様々な、映画界の変化についても話す。
かなり深い話ができた。
2つ目の特別料理は、米沢牛の座布団ステーキ。
相変わらず、最高の焼き加減と、沁みる味である。
「亀松閣」当代を囲み、木村光仁部長と自分。
木村部長は、舘ひろしさん並のビジュアルで、素敵なダンディーな方である。
この日、会話した内容も、クレバーで構造的で、本質的な話が直ぐできた。
これからも、お世話になる方である。
同席した、川井室長も、間宮担当も、久しぶりに様々な話ができたような気がした。
益々の、東映のご発展を祈りたい。
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東映新営業部長の木村光仁氏と初打ち合わせ
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