$ 0 0 母と暮らしだして、2年になろうとしている。まだ、父が元気だった頃、20代の自分は、両親と弟のいる家を出た。妻と息子をつれて3人でのアパート暮らしの始まりである。それから15年後に、父が亡くなった。葬儀には、現職の市長ということもあってか、4000人の弔問客が参列してくださった。一昨年の12月、母とまた暮らしだす。遅ればせながら、27年ぶりに、長男の役割を果たした感がある。2年前、母の家を増築し、自分の家と一体にした。母の部屋から降りたところに花壇を作りたいと…母のリクエスト。梅雨に入った山形県。白い紫陽花の花を、今年はよく見かける。花のある風景。やはり、心を癒してくれるのである。