山形県から生まれる映画『おしん』が、ロケ最終段階を迎える。
ちょうど1週間前に、東映から、荻野くんと桝林くんが、ムービーオンへ打ち合わせに入り、そのあと、近くの『上海厨房』で、詳細の詰めをしながら夕食をとる。
桝林くんと、ムービーオンのスタッフのりこは、まるでお揃いの服を着ているようで驚く。
翌日は、山形にとっては重要なシーンであり、みんなが、様々なことを再確認した。
そして3月12日は、映画の中での、年始のお参りのシーンの撮影である。
雪深い山寺で、新旧おしんが出会うのである。
30年前に『おしん』を演じていた、小林綾子さん。
そして今回、『おしん』役を演じる濱田ここねちゃん。
その二人が登場する。
この映画『おしん』のプロデューサーの、古賀さんである。
自分とは友人であり、YMF山形国際ムービーフェスティバルの選考委員も、7年連続でやってもらっている。
マスコミも全国から集まっていた。
今年は、NHK開局60周年、『おしん』放送30周年であり、いまだに世界中で再放送されているのだ。
今回の映画『おしん』は、すでに80ヶ国からのテレビ放送オファーや、約20ヶ国からの映画上映オファーが来ている。
さらにこの日は、吉村美栄子山形県知事も、『小川の辺』以来2回目となる出演を果たした。
鶴岡出身の冨樫森監督には、同じ年の人間として、先日お会いした時、「本当に名誉あることだから、同期生として頑張ってほしいし、とてもラッキーなことだよ!」と話した。
4月2日には、山形グランドホテルで、オール山形の各メディアの社長さんがたが勢揃いする。
とにかく、10月の全国公開が待ちどおしいのである。
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映画『おしん』いよいよ最終段階へ
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