暦の上では、とっくに春。
先日、山形では、雪がまだ降っていた。
でも、確実に、時間は刻まれ、春の足音が聞こえてくる。
忙しさにかこつけ、足早に車に乗り込む日々。
しかし、今日は、空が青く、ちょっと深呼吸。
目に入ったのは、梅の花。
咲き始めているのだ…。
嬉しいことや悲しいこと。
楽しいことや辛いこと。
別れも出会いも、経験する3月。
でも、間違いなく、時間は過ぎていく。
止まることなく、ただ、過ぎていく。
きっと、どんなに嬉しくても、どんなに悲しくても、時は刻まれ進んでいくのだろう。
冬は、終わりの季節。
終わりは、すべての始まり。
だから、春は始まりの季節なのだろう。
今、この瞬間から、物語は始められる。
それは、すべての人に与えられた平等な機会。
あとは、物語を始めるかどうか…。
自分次第。
春風が、心地いい。
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庭の木に、梅の花が…、春はそこまで。
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